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会社を大きくしようとも幸せになりたいとも思わない
先日、税理士さんに「会社を大きくしようとは思わないんですか?」と聞かれた。これは嫌味ではなく、率直な疑問として聞いてきたのだと思う。 これはすごく嬉しい話だ。 どうやら、僕の態度と会社がでかくなりそうな雰囲気を察知してくれたに違いない。丁寧に返した。 「全く大きくしようとは思わないです」 僕の中で大きいの定義が違うのかもしれない。 24歳の頃からバーで働いて通算15年間バーテンダーだった。割と高級なバーで働いていたので、カウンターには経営者から、芸能人、格闘家、俳優、漫画家、芸術家、作家までお話しさせてもらった。 僕の見てきた中で、幸せそうな人はクリエイティブな人ばかりだった。視点が外側より内側に向いている。だから、周りからどう思われようと見られようと、全く気にしない。本心で、自分の人生を生きている人たちばかりだった。 憧れているわけでは無いけれども、僕はこうなっていくのだなと途中でなんとなく気づく。 そして、幸せになりたいとは思わない。 「人は幸せになるために生まれてきた」と、36歳の時、超貧乏でたどり着いた五反田の自己啓発で覚醒。必死に幸せを

坂本圭
5 日前読了時間: 3分


古いバイクに乗る人間はなぜ信用できるのか
2002年式 SR400 古いバイクは手がかかる。ゆえに愛が育つ 古いと壊れます。平気で壊れます。まぁ、僕のは日本車なので壊れにくいですが、壊れた場合に部品も探すのが大変だし、修理費も高い。世の中は壊れない前提で物事が進んでいる気がする。これは人間も含めて、人間も壊れてしまう時はある。 では人間関係を直さないで捨ててしまうのか、そうではないですよね。 いわゆる「便利ではないもの」をあえて手放さずに付き合う人間には忍耐があり、すぐに手放さない、人間味や美学があるものだと思っている。 1996年式カブ90 こう見えてスーパーカブです ただの移動手段ではなく愛馬として見ている 戦国武将にとっての馬のように、古いバイクはただの道具ではない。「相棒であり、人生の一部」この考え方を主張するのではなく、内に秘めている人間が魅力的に感じるものだと僕は捉えている。魅力的な人を研究してみて欲しい。古い道具がそばにあるはずだ。 壊れることを前提に付き合っているので、完璧を求めず、不完全さを受け入れる器も育つ。器の広さは人が集まる理由を作り出す。 古くなった、調子が悪い

坂本圭
7月2日読了時間: 3分


客を増やさないという経営戦略
坂本カレー研究所が閉店してから約7年が経った。ありがたいことに当時は行列ができていたまま終わりを迎えたのだけれども、今思えば当時のマーケティングスキルは自分で説明できない状態だった。 2015年 坂本カレー研究所 今、マーケターとして当時の状況を確実に言語化できる。時代は変わったけれども、人間の欲求は変わらない。食欲が消えない限り、小さな飲食店は存続し続けると思う。 僕が売っていたものはカレーではない →だからライバルがいなかった。 まず花屋さんに用事がある人は花が好きだから行ってるわけではない。大体の用事はこれだ。「奥さんと喧嘩したから仲直りしたい」「知り合いが店を出したからオープンのお祝いの花を送りたい」「友人が入院したので花を持っていきたい」 このニーズに対して多くの方が勘違いしたコンテンツを配信してることが多い。花が必要だから来てるのに「花言葉はこれです」「5月の花はこれです」お客様からしてみれば欲しい情報ではない。 それより花屋が提供するべきものは「かしこまりました。奥様のご年齢、ご結婚年数はどのくらいでしょうか?はい、わかりました。あ

坂本圭
6月22日読了時間: 5分
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